事実は小説よりも奇なり

仕事が忙しかったり

体調が悪かったり

健康診断に引っかかったり

多忙で波乱で随分と疲弊している

30代後半の私である。

早いもので

あと2ヶ月もすれば彼と別れて1年が経つ。

それはもう苦しんだ。

いや、今でも存分に苦しい(笑)

去年の10月に転職した今の会社は

拠点が2つあり、私がいる事務所は

最大でも6人しかいない。

女性も男性も

50代後半以上で何の華もない。

無論、私も華と言う歳じゃない(笑)

もう1つの拠点には

40～50人は人がいて若い子から

じいさんまでバラエティー豊かだ(笑)

入社して、しばらく経った頃から

やたらと懐いてくる男子がいた。

随分と歳下だし

仕事で関わる事も多い子だから

初めは相手もしていたけれど

あまりに、しつこく連絡して来るのが

面倒くさくなって

寝たむりしてみたり出先だからと言って

電話を避けるようになった。

何より彼は既婚者なのだ。

そしてバカだ(笑)

学力がどうとかではなくて

地頭がいい男が好きな私は

到底、眼中になかった。

私は

どちらかと言うと想う方。与える方。

そうやって恋愛をして来た。

でも

彼は自分が既婚者と言う事は

完全に棚に上げて(ここが何よりバカ)

とにかく私の事を想ってくれた。

こんなに

人に愛された事はない。

それでも既婚者ならば意味がない。

でも

私は、ついに根負けしてしまった。

元嫁であり既婚者の女と関係を持っていた

元カレをあれだけ責めた私が

今度は一体何をしているんだ.....

自分に呆れて言葉も出ない。

でも

もう長年、飲まないと眠れなかった

眠剤を飲まなくなった。

来る日も来る日も

想いを伝えてくれる彼の気持ちに

安心感を覚えたせいだろう。

でも

許される事じゃない。

何度、突っぱねても

一歩も引きやしない。

既婚者相手に時間を無駄にしてる

暇は微塵もないのに.....

私の人生終わったな(笑)