自律神経失調症歴10年30代後半独身女子(バツイチ)の日常

独り言ブログ。同じような気持ちの人に読んでもらえたら( ˙▿˙ )

恋愛偏差値

胸を張って言える事ではないが...
私の恋愛偏差値は低い(笑)

18歳になる直前に
やっと初めての彼氏が出来た。

中学生の頃から知っていた男の子。
どちらかと言えば 嫌い に分類していたはずの
男の子だった。

高校1年の時から
すごく好きだった人がいた。
3回告白して3回フラれた。

そんな恋愛に疲れてしまっていたのか
中学生の時は話す事もなかった
男の子と急激に仲良くなった。
そして、いつからか
そんな彼を好きになっていた。

毎日、メールを交わすようになって
何ケ月か経った頃
ちょうど、友達が泊まりに来ていて
恋愛話で盛り上がった私は
勢いで彼に告白した。

日々のやり取りの中に手応えがあった。
きっとOKしてもらえると思っていた。

彼の返事は

他の男の子と話してるのを見てたりすると
イライラしたりするけど
これが〝好き〟って事なのか
よく分からない。

だった。

おい、待て!
それはジェラシーではないのか?
それは十分、好きじゃないのか?

と私は内心思った。

でも、価値観なんてものは
人それぞれで私の物差しでは測れないのだ。

少し考えさせて欲しい

と言う彼に

私は

うん。分かった。
ゆっくりでいいから考えてみて。

と答えた。

毎日のメールは変わらず続いた。

私が告白して3ケ月が過ぎた頃
初めて2人で出掛ける事になった。

私の人生初デートだ。

とはいえ、まだ私たちは友達だった。

世間はゴールデンウィークだった。

ゴールデンウィーク初日
何をするでもなく公園のベンチで1日中話した。

毎日メールはしていても
こんなに長く顔を合わせて話すのは初めてだった。

時間は、あっという間に過ぎ
さよならの時間が来た。

バスに乗ろうとする私に

明日も遊ぼう!

と彼は言った。

次の日も、どこへ行く訳でもなく
また公園で話す。
でも、明らかに昨日より彼の距離が近い。
スキンシップがただの友達のそれとは違う。

1度フラれて考えさせてと言われ
待っている立場の私は
その状況に苛立ちを感じていた。

ねぇ。私たち友達だよね?
友達に対する態度にしては少し行き過ぎてない?

私は苛立ちを抑えらず彼に言った。

すると彼は


女の子に自分から告白した事がないから
何て言ったらいいか分からなくて。

と言った。

考えた結果、私の事を好きだと思ってくれたなら
〝付き合ってください〟
って言えばいいんじゃない?

と言う私に

小さな声で

〝付き合ってください〟

と言ってくれた。

こうして
私は人生初の彼氏が出来た。

高校は違ったけど同級生の彼氏。

最初で最後の彼氏になると思っていたけど
24歳で彼とはお別れする事になる。