自律神経失調症歴10年30代後半独身女子(バツイチ)の日常

独り言ブログ。同じような気持ちの人に読んでもらえたら( ˙▿˙ )

人生初、手術終了

大丈夫ですかー?
呼吸は出来ますかー?


どのくらい眠っていたのかボーっとした頭に
誰かの声が響く。

え。あ、大丈夫です。

と答えたものの上手く声が出せない。


それじゃあ、喉の管抜いて病室に戻りますねー


おい、痛そうだな
と思ったけれど何の感覚もなく次に目覚めた時は
病室に戻っていて看護師さんと父の声がした。


体中に何かしらの管がたくさん付いていて
人工呼吸器まで装着されている。

父が頻りに
大丈夫か?痛くないか?

と言っているが
大丈夫なのか痛いのかもよく分からないし
とにかく喋り辛いのだ。

結局、手術は3時間掛かったそうで
何もする事のない病棟の談話室で3時間も
娘の心配をして過ごしたであろう父に

とにかく喋り辛いから今日は帰って

と。

まぁ、何とも冷たい娘である(笑)


それから、また眠ってしまい
ハッキリと覚醒して来たのは手術が終わって
3時間くらい経過した頃だった。


幸い痛みは大した事はなかったが
とにかく何本あるのか分からない管と
人工呼吸器が邪魔で身動きが取れない。

翌日には全部、外れると言われていたけれど
あんなに長い夜は中々ない。



手術の翌朝。
鬱陶しかった管が全て外され開放感に
満ち溢れるも束の間.....

今日から、たくさん動きましょうね!

と看護師さん。


昨日より痛みが増している。格段に(笑)

動いた方が早く治りますからね
と言われ痛むお腹を手で支え?笑
痛み止めの点滴をガラガラと引きながら
病棟をウロウロ散歩した。

傷口にはサランラップのようなテープが貼られ
血が滲んでいるが凝視出来ない(笑)


定期的に主治医と看護師さんが
傷口を見ますねーとやって来てはサランラップ
の上から傷口を確認し

うん。綺麗ですね。
と口を揃えて言うのだけれど
私にしてみたら、何をもって綺麗と言っているのか
甚だ疑問だった(笑)

病棟をうろついてみてり、ゴロゴロしてみたり
ご飯を食べたり、ドラマを観たり

そして手術から3日目には退院する事になった。

全身麻酔で臓器1つ摘出したのに
こんなに早く退院出来るなんて現代の医学は
凄いなぁと、まだ痛むお腹を抱えて
病院を後にした。

摘出した胆のうから取り出した胆石を
実家に戻って父から手渡されたのだけれど
まぁ、本当に石。その辺に落ちてそうな石ころ。

人間の体内で石が形成されるなんて
摩訶不思議!そして大迷惑である!笑

こうして私の入院生活は幕を閉じました。

先生や看護師さん
ご飯を運んでくれる人、掃除をしてくれる人

医療従事者は大変と言われる、このご時世でも
みんな優しくて、よくしてくださいました。

またね!って言いたいけど
もう、来なくていいように健康に過ごします!

と最後に挨拶を交わしました。

大病って訳ではなかったけれど
病院のスタッフや無職中の入院手術のため
フォローして下さった福祉関係の方や
ハロワの担当者さん。

たくさんの人達に支えられました。

術後の痛みも、ほぼなくなり
これから就活に邁進して行きます!

術後、メンタルバランスが崩れているのは
気付いているけれど
半分、気付かない振りして前に進みます!